Interview

スタッフインタビュー

26年目/介護福祉士
26年目 介護福祉士

Q1 サワダケアセンターに入職したきっかけを教えてください

手話サークルやボランティア講習会に参加していた頃、初めて特養を訪問しました。高齢者の方が中庭で円になり、おやつを食べている時間でした。たくさんのお年寄りの方、色々な形の車椅子、介助する職員さんを見たのは初めてで正直驚きました。更に驚いたのは何か話しかけなくてはと思い、ずっと下を向いているお婆さんに「お子さんは何人みえますか?」と伺うと、下を向いたまま表情も変えず「男百人、女百人」とだけ話されました。「どういう世界?!」と思ったものです。その頃、世間では高齢化社会や福祉という言葉を使い始めた頃で興味・関心を持ったのがきっかけでした。

Q2 普段の仕事内容について、教えてください

入所施設なので、24時間利用者さんと関わっています。移動・食事・排泄・入浴・更衣・整容・運動・楽しみ等、全てに携わって、利用者の皆さんと一緒に日常生活を送っています。自分で出来る事は維持できるようにするため、出来ない事のみを手伝っています。しかし、同じ病気、年齢でも人それぞれで、痛い・疲れた等うまく表現出来ない方もみえます。今日はいつもと違うな、大丈夫かな、と小さな事にも気付けるように関わっています。当たり前の日常生活が少しでもスムーズに過ごせるよう、出来ない事を助けています。

Q3 サワダケアセンターでの業務において、やりがいを感じることはどんなところですか?

とても明るく笑顔の多い職場です。利用者さんと一緒に笑い合ったり、困ったことは職員間で相談し、試したりと解決に取り組んでいます。常時フロアにいる介護者や看護師だけでは利用者さんの日常生活は成り立ちません。医師・リハビリ・栄養士・ケアマネ・相談員・家族を巻き込んで色々な職種で皆さんを支えています。また、各委員会も積極的に発信し合い、チームワークで質を高め合っています。利用者さんのためにチーム一丸となって取り組むことにやりがいを感じています。

Q4 就職活動をされている方に向けてのメッセージをお願いします

介護職とはお年寄りを支える仕事です。「人を相手として、人の手によって行われる」対人サービスです。でも介護職だけでは成り立ちません。色々な職種とのチームワークで成り立ちます。一人ひとりの利用者さんをよく知って、日常生活を助け、生きがいが作れるように支えたいです。とても奥の深い仕事だと思っています。一緒にやってみませんか。